■どんな仕事?
具体的な仕事としては、シャンプーやリンス、ドライヤーによる乾燥、ヘアカット、毛染めといった人を相手にする美容師さんの業務と同じようなものから、ブラッシング、皮膚や爪の手入れ、耳そうじなどエステティシャンに近い仕事などいろいろです。
場合によっては食事や散歩といった日常的な世話、犬舎のそうじ、ペットグッズの販売などや、ときには飼い主からのしつけや美容に関する相談に応じるカウンセラーの役割を担うこともあります。
また動物病院などでは、獣医の指示に従って診察や手術の補助をするケースもあります。
■トリマーになるには?
トリマーになるには養成スクールで動物に関する体系的な勉強をして、基礎知識と技術を身につけて、就職先でさらに腕を磨いていくというのが一般的です。
知識欲旺盛な若い時期に、短期間に集中して覚えられる養成スクールのほうが上達が早いといわれています。
もうひとつの方法は、見習いとして現場に入り、先輩から教わって技術を覚えていく方法です。
トリマーの国家資格はありませんが、社団法人ジャパンケンネルクラブ(JKC)の公認ライセンスやペット・グルーミング・スペシャリストなど、民間の団体や学校がそれぞれ設けている資格があります。
■仕事に就くには?
トリマーの職場はペットショップ、ペット専用の美容院を中心にペットホテル、動物病院、デパートのペットコーナーなどさまざまです。
ペットショップの場合、トリミングに加えて販売や動物管理の知識も必要になります。
ペットホテルでは、預かったペットの万一のことがないように、宿直することもあります。
最近は、動物が退院するときにさっぱりできるようにという配慮から、動物病院でもトリミング室を設けているところが増えています。
また実力と経験しだいではフリーのトリマーやドッグショーの専属トリマーとして活躍することもできます。
技術さえあれば、それほど高価な器具を必要としないため、自営も可能です。
店舗のスペースがなくても、車1台あれば出張専門のトリマーとして開業することもできます。 |